CAD出力時の注意事項

CAD出力のFAQ

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CAD出力FAQ ー共通基本編ー

出力対応するCADソフトは?  

AutoCADとJWCADに対応しております。
現在弊社で出力対応しているCADは以下お通りです。ただし、AutoCAD,JWCAD以外は現在取り扱いを中止させていただきました。

AutoCAD
LT2024
JWCAD
最新版
VectorWorks
WIN版12.5 (Macについてはフォント次第)

一部ビューワーでは切り分けが出来ないため、1ファイル1データでの入稿が好ましいです。AutoCAD、JWCADについても不要なデータが同一画面上にあると判断が難しい事もあるので、不要な図面には×印をつけるか、削除したデータを送って頂きますようお願いいたします。

VectorWorksについては弊社よりも上位最新バージョンからの12・5へのダウンしたデータは問題があることが判明いたしましたので、ダウンコンバートしたものは取り扱いを中止さえて頂きます。
またビューワーでの出力も動作検証いたしましたが、やはり問題があるので弊社では取り扱いはしておりません。


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データ入稿の方法は?  

各種メディアでお持ち込みかインターネットからの入稿も可能です。

CADのデータは

メディア
CD/DVD/MO/USBメモリ/SDカードなど
E-mail
10MBまで(テキスト含)
ファイル便
宅ファイル便などをご利用

でデータ入稿受付けております。

<注意事項>
出力するリストとCADデータを頂く事が多いのですが、リストとデータの名称一致しない事があると、出力する際必要/不必要の判断が付かない場合がございます。極端にバラバラになっていてデータの整理がなされていない場合は作業をお断りする場合がございます。

ペン情報と出力線のオブジェクト埋め込みのデータが混ざっている場合などについては、毎回データの詳細をチェックし直しながらの作業に成るため、通常の料金とは異なりますので、ご理解くださいませ。

同一画面上に不要/不必要なものが混在する場合は不要なものについては、×印を大きく書いておくと助かります。この指示が無い場合はデータの整理不足として確認の為、作業を中止する事になります。

データの入稿は

  1. 必要なデータのみを準備する。
  2. 不要なデータは入れないか、もしくは不要だと判るよう×印にしておく。
  3. ペン設定は一つで済まない場合もあるので、チェックして引き渡して頂く。
  4. オブジェクトとペン設定の混在する場合は、予め分けておく。
  5. データ未整理から直ぐに出力が出来ない場合、作業代金が変わります。
  6. レイヤー分けでの出力の場合はその指示

上記の事柄がなされた状態のデータ入稿が好ましいです。

製図作製者だけしか判らないデータの整理?されたものについては、作業のお引き受け出来かねますので、重ねてご理解頂けますようお願い致します。

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CADデータが開かない?  

同じCADソフトでもバージョンによってはデータが開かない事もあります。

拡張子が同じであっても製作バージョンが異なる場合データが開かない場合がございます。他のCADソフトでも同様です。

例)AutoCAD LT2007で作成・保存→LT2000では開きません。

AutoCADですと大きく分けて2000/2004/2007で異なります。またJW-CAD始めCADデータ全般にいえますが、バージョンお手持ちのが古い場合開かないことがありますので、常に最新バージョンのご利用をお勧めします。(データ交換することが多い場合)
ただし、上位(最新)版から下位(以前のバージョン)へデータを下位互換させる方法もありますが、文字化けやズレなど起こる場合があるので、注意が必要です。
(例 AutoCAD2000形式で保存する など)

ファイル変換した場合、例えばDXFの書き出しが失敗した場合などもファイルが開かない場合がございます。

AutoCADの制作時のバージョンを調べるには?

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データを開くと案内図が表示されない。  

外部参照の地図のデータがないためです。

案内図はよく地図の画像を貼付けて、その上からCADで書き入れしているのが多いのですが、地図の画像データは作業したパソコンのものから外部参照という形でデータを表示しております。
これを外部へ出力依頼する場合、CADのデータに一緒に埋め込まれていると考えがちなのですが、実はそんな事はなく、画像を埋め込み処理をしない限り、一緒に地図データを持ってきて頂かないと案内図が表示されません。

自分のパソコン以外で出力をする場合は必ず外部参照のファイルもCADデータを合わせて一緒にお持ち込みくださいませ。

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DXFファイルの印刷  

変換前のCADソフトに依存するので、そのまま対応するのは難しい場合も。

DXFファイル自体殆どのCADソフトでデータ展開できるのではありますが、作図時のCADソフトに依存するところ、つまり作図時にそのソフトのオリジナルの拡張機能を使ったものや、フォントなどについては上手く変換が出来てないものがあります。

DXFのデータのお持ち込みの際は変換前のデータでPDFに書き出したものか、紙に出力したものを一緒に添付頂けますと、データが正しく出力出来るかの判断に大変助かります。

原則的にはDXFデータの入稿は推奨しておりません。またお客様でデータの中身が検証されていないものについては出力したものが正しい表示で印刷されたかについての責任は弊社では負えませんので、ノークレーム扱いになります。

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ハッチング処理について  

モノクロレーザー出力は2階調です。ハッチングと文字の重なりは注意!

レーザーモノクロCAD出力の場合、図面のハッチングの掛け方によってはハッチングと文字が重なっている場合、塗りつぶれてしまい、文字が埋もれて見えなくなってしまう場合がございます。カラーでは問題ありませんが、モノクロの場合ハッチングのピッチを荒めに設定してください。細かく設定してしまうと先に述べた通り文字がベタで塗りつぶれて見えなくなります。ご注意下さい。

また大型レーザー出力の場合、ベタの再現の際には多少かすれが出てしまいます。出来ましたらベタでの作図ではなく、荒めのハッチングに変更してて頂けると大変助かります。

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CAD上のラスター画像貼付けの扱いについて  

貼り込む画像が大きいと、モノクロ出力処理に時間が掛かります!

レーザーモノクロCAD出力の場合、プリンターの処理の関係でラスター画像が大きいと処理に時間が掛かります。また、大型レーザー機の場合2階調での処理が基本設計にあるため、グレースケール処理で作業する場合はより時間掛かってしまいます。

図面面積1/4を超えるような大きなラスターを張ってある場合は、出力の料金も変わりますので、ご理解くださいませ。

なお、張り込む場合はTIFFG4形式のデータがお勧めです。JPGなどのカラー形式はモノクロ出力時には不向きなことが多いので、ご注意くださいませ。

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出力時の指示と動作検証  

1ファイルにタブで切り替えて出力する場合は、必要なファイルのご指示を頂かないと作業に取りかかれません。作図作成者しか判らないファイル名や似たようなタブ名では判断がつきません。
ファイル名と出力するタブが判るようにご指示願います。

1ファイル1データが間違いが少なく好ましいデータ入稿です。

「出力時の線の設定がオブジェクト埋め込みと外部ペン設定などが混ぜこぜ」
の場合は線情報を調べてからの出力となりますので、出力料金以外に調整料としてご請求になります。その際あまりに対応枚数た多く時間的に作業が不可能と判断した場合は、大変申し訳ございませんが、作業をお断りさせて頂く事もございます。その際、動作の確認作業を行う必要が有る場合は動作検証代として別途ご請求になりますので御了承くださいませ。

データの出力の際にオブジェクト埋め込み、ペン設定を切り替えながら作業する場合は調整料としてご請求させて頂きます。

ペン設定
1設定につき¥5,000になります。
動作検証
¥2,000/hからとします。

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CAD印刷の精度について  

精度的な問題からするとレーザーよりインクジェットの方がより良いです

通常のCAD建築系図面の場合はレーザー機でのCAD出力でなんら問題はありません。
ただし、「型紙や検証で確認用に使う図面」に関してはレーザー機よりインクジェットの方が
・熱が加わらない為マテリアルの伸び縮みが起きにくい
・印刷スピードが遅い分精度的には有利。
とインクジェット印刷の方が追い込めます。

ただ、紙に印刷いたしますので、湿度や温度による紙の伸び縮みは防げませんが、より伸び縮みを気にされる場合はマイラー(フィルム系)でのCAD印刷をお勧めいたします。