CAD出力FAQ ーAutoCAD編ー
拡張子が同じであっても製作バージョンが異なる場合データが開かない場合がございます。他のCADソフトでも同様です。
例)AutoCAD LT2007で作成・保存→LT2000では開きません。
AutoCADですと大きく分けて2000/2004/2007/2010/2013/2018(形式番号AC10××)で異なります。またJW-CAD始めCADデータ全般にいえますが、バージョンお手持ちのが古い場合開かないことがありますので、常に最新バージョンのご利用をお勧めします。(データ交換することが多い場合)
ただし、上位(最新)版から下位(以前のバージョン)へデータを下位互換させる方法もありますが、文字化けやズレなど起こる場合があるので、注意が必要です。
(例 AutoCAD2000形式で保存する など)
ファイル変換した場合、例えばDXFの書き出しが失敗した場合などもファイルが開かない場合がございます。
AutoCADの制作時のバージョンを調べるには?
バージョンはCADソフトがなくても調べられます。
AutoCADのデータが開かないとき、作成されたバージョンがどれか調べる方法はあります.。
作成バージョンによってはデータが開かないことがあるので、形式番号を調べてみると
良いと思います。
<参考までに>
この際表示されるのは制作されたDXFの形式なのですが、ここの「AC10※※」をみてください。これがわかるとAutoCADバージョンがわかります。
このAutoCADの「形式番号AC~」についてはデータを他の形式に変えて保存しても残っているので、どのバージョンで作成したかわかります。
1、ノートパッド、ワードパッド、メモ帳などテキストエディタ系でファイルを開く。
ノートパッドでバージョン不明なDWGファイルを開く
※メモ帳で開いた時の画像です。
赤丸部分がAutoCADのバージョンを示します。
表記の「AC1018」はLT2004形式だと判ります。
AutoCADバージョン
AC番号
EX-2
AC1004
GX-3
AC1005
GX-5
AC1006
RJ12J/LT1~2
AC1009
R13J/LT95
AC1012
R14
AC1013
R14/LT97/LT98
AC1014
LT-2000/2000i/2002
AC1015
LT2004~2006
AC1018
LT2007~2009
AC1021
LT-2010~2012
AC1024
LT-2013~2017
AC1027
LT-2017~2020
AC1032
複数毎を同じ様に指定した色や線の太さで印刷する場合、必要になることがあります。
色従属印刷スタイルテーブルを使用してオブジェクトの印刷時の外観をコントロールすることにより、同じ色のオブジェクトはすべて必ず同じ外観を持つように印刷できます。
図面で色従属印刷スタイル テーブルを使用する場合は、印刷スタイルを個別のオブジェクトまたは画層に割り当てることはできません。1 つのオブジェクトに印刷スタイル プロパティを割り当てるには、オブジェクトまたは画層の色を変更する必要があります。
色従属印刷スタイル テーブルをレイアウトに割り当てることができます。いくつかの定義済みの色従属印刷スタイル テーブルを使用するか、既存の印刷スタイル テーブルを編集す
または、独自に印刷スタイル テーブルを作成できます。色従属印刷スタイル テーブルは AutoCADLT 200×Plot Styles フォルダに格納されており、拡張子は「.ctb 」です。
(AutoCAD HELPより転載)